娘とディズニーランド

1週間前の土曜日に娘と二人きりでディズニーランドへ遊びに行った。10:30くらいに園内に入り、汗をダラダラとかきながらたくさんのアトラクションに乗り、最終的に20:00くらいまで遊んだ。
俺のフェイバリット・アトラクションであるスターツアーズ。幼少期にはすごい人気でかなり並んだイメージがあるが、今や人気がないのか、待ち時間はほとんどない。たぶん、本当に人気がない。スターウォーズ関連のグッズは他社製のライトセイバーなどが1-2個申し訳程度に置いてあるだけで、専門ショップはいつの間にか消え去った。
なので空いていること間違いないしのスターツアーズに娘の身長計測を兼ねてまず一番初めに向かい、102cmを超えたことを確認し、即座に乗った。
さらに娘に「あれ、もう一回乗らない?」と終盤に聞いたところ、「いいよ、パパ乗りたいんでしょ?行こう?」と、気を遣ってくれてもう一度乗ってくれたので、2回もトリップできた。
ダンボの高所をクルクル回るアトラクションは久しく乗っていなかったのだが、娘のリクエストで乗った。
日没後の涼しい時間帯に、クルクル回りながら風に当たり、あのエリアを高いところから見下ろすというのは、想像をしていたよりも断然楽しく、そして気持ちよかった。

そのダンボ近くにあるピザ店で夕ごはんを食べた。
不味い上に高いメシという複数回の裏切りをディズニーからは受け続けてきたために、期待値が底に達していたこともあったが、たまたま食べたベーコンパイナップルピザは、とても美味しく感じた。基本的に不味くはなりようのないピザという食べ物の万能性も再認識した。
既にその類の食べ物であると認識をしているカレーであるが、それはハングリーベアレストランで昼に食べた。コチラはもはや、来園時には、決まり事の様に食べる昼食と我が家ではなっている。期待を超えることもなければ裏切りもない。一般的な日本式カレーと比べるとややスパイシーに感じる部分はあるが、ハウス食品製の普通のインスタントカレーである。

そして美女と野獣のアトラクションのみ50分並んで乗ったが、酷暑であるからか全体的に空いていたのも良かった。アトラクションそのもののクオリティとは別に、美女と野獣のストーリーは酷いといつも思う。
血筋の良い嫌な奴である王子にはセカンドチャンスは与えられるうえに、美しい結末が待っているが、一般下民の嫌な奴であるガストンにはセカンドチャンスなどハナから与えられず、嫌な奴に拍車がかかり、好きな女にも振られ、あげく殺される。一般下民の嫌な奴の俺としては、そのストーリーにかなり不満がある。
アニメーションをベースとした建物や小物の造りのフェイク加減は、いつも面白いなと思いながら楽しんではいるが。

そんな感じで娘は夜のパレードの各種プリンセスたちにも一生懸命に手を振り、呼びかけ、存分に堪能していたようであったし、俺も俺で、今までにない娘との二人遊びは新鮮で充足感があり、とても楽しかった。また行きたいなと思っている、妻抜きで。

MA [em-ei]

1985年 アジア・日本生まれ 東京都在住

2012年2月24日の自身の誕生日に初個展「BORN IN JAPAN”[F*** you, I won?tdo what you tell me ]」を活動の声明とし開催して以来、アーティストとして活動を続けている。
油彩での写実的表現から、ステンシルを用いてのスプレーペイント、自身の街でのグラフィティから着想を得たペンキで描かれる「ドリップレター」など、各種油性塗料を主に使用したペインティング作品、そして雑誌、写真、ドローイング、文字等を元にアナログとデジタルの双方でのコラージュ作品、またそれらを組み合わせて作品制作をする。

WEBサイト : zmawamz.jp/
ショップ : shop.hidden-circus.com/


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