苦しみ死ぬ、町

もう先月となってしまったが、正月明けに数年ぶりにディズニーシーに行った。ダイナミックプライシング的には安かったので、空いているという想定をしていたが、昨今のインバウンド観光客の増加の影響を強く受けているようで、空いていると言っても昔ほどは空いておらず、心身共にただ疲弊した。
混み具合や効率性を考え、1-2年前に新しくできたファンタジースプリングスなるエリアを狙い撃ちせざるおえず、その中のアトラクション3つと、リニューアルされたらしい、超上手いクチパクのミュージカルも当選したから一応、見た。計4つで、1日が終わった。
1アトラクションにつき1-2時間並び、5分10分乗り、合間に高額だが味はコンビニと同等かそれ以下のパン系の軽食を食いエネルギーをただただ補給し、たまにビールと水筒に入れて持ち込んだ非合法白ワインで英気を養った。
至る所にあるグッズを見て物欲という別のエンジンを駆動させ、疲労感を紛らわせようとも試みたが、全部が全部、見れば見るほど「カワイイ」だけで一切物欲は刺激されず、結局家に帰って暖かい布団に入り足を思い切り伸ばした時のことばかりを考え、「我慢。」としていた。
昔は良好だった俺とオリエンタルランドの関係はもはや、終わりと感じる。苦行に次ぐ苦行、そしてほんの束の間の魔法。
もはや魔法ではプラマイ0にすることすら出来なかった。というか苦行と感じてしまう時点でもうダメなんだろう。
大多数の共同作業はもちろん、会話でさえも噛み合わず苦行となっている夫婦関係にも似ているし、というか、その良好とは断じて言えない関係がこの度のディズニーシーに大いに影響をしていたのかも、しれない。絶対!寄りのタブンだ。
この結婚なる制度は、多くの人には幸せをもたらすのだろうが、俺がするものではなかったのかもしれない。
幸い、娘という魔法はまだ俺の人生を、1〜2くらいはプラスへ運んでくれている。ただこの終わりなき苦行は死ぬまで続く。要は俺は苦しんで死ぬわけだ。ははっ

話はファンタジック浦安から変わるが、前にブログに書いた、酎ハイに脳味噌を完璧にやられている老人達の墓場前のオアシスとなっている近所の町中華に、半チャーラーメンを食べに2〜3ヶ月に一度くらいのペースで昼食に通い続けていた。
だが前々回に行った際、不意に、団子状にしてラップで包んだ作り置きのチャーハンを冷蔵庫から取りだし、フライパンで温め直した上で、提供をされた。この様なことは今までになかった。当然風味も口当たりも非常に悪く、端的に不味かったし、その意識の低さに幻滅した。
ただ世間的に米不足が騒がれていた真っ只中であり、「一粒たりとも米は無駄にはできない」「こちらも心中お察しします」な感じであるし、あくまでも一時的な策であったのだろうと、最大限にポジティブな解釈をしイメージを書き換え、気持ちを団子状にしてラップで包み、冷蔵庫で落ち着かせておいた。
そして先日、もし今回も団子ラップチャーハンを出されたらもう終わり、そう心に決めて再訪をしたが、残念ながら新規作成チャーハンに団子ラップを3割程度混ぜ込ませた、団子ブレンドを提供をされてしまった。
前回は不意打ちで調理過程の観察をしっかりしていなかったため、団子ラップ割合は明確にはわからないが、感覚的に10割に限りなく近かったのに対し、今回の3割ブレンドは味への悪影響はそこまでではなかった。だが、じっくり疑いの目を向けて観察した分、単純にいつ作ったかわからない団子ラップをぶち込まれているという別の気持ち悪さと、本当の愛のなさを目の当たりにし前回をはるかに上まわる幻滅をさせられ、店は消えた。

で、本日は妻の誕生日前の日曜日であったので、町鮨を予約し、一応の祝いをしてきた。鮨で二人の間の何か、それが如何程かマシにならないかな、なんて思っての事であったが、「おめでとう」の簡単な5文字すら言いたくない、言えない(なので厳密には祝っていない)、なんともつまらない白けた空気であったが、鮨は鮨、旨かった。
その帰りの道中の交差点で、参政党の女性候補者がマイクを使い大きな音で演説をしていた。それを見た娘が、「あの人何してるの?恥ずかしくないの?」そう言ってきた。選挙も、政治も、まだなんの知識も持たない6歳の娘には、ただその光景が奇異に映っての質問であったが、「金の為なら幾らでもああいう恥ずかしい事ができるんだよ」とダブルミーニングな返答をした。
その政党に限らず、トータルで3~5%位はマシな政治家がいると信じたいが、大体に対しては同じ様に思っている。
また投票しに行かなきゃならん、面倒だ。どうせ希望する方向へは行かないのが目に見えているし。でも行かないとなー。

これ一ヶ月くらい前にようやく見たが、流石におもしろかった。ショーンペンが笑い飯の哲夫に見えて仕方なかったが、後に画像検索したら全然似ていなかったという映画。
年末はクリスマス曲で無理矢理気分を上げようと試みていたが、このアリシアキーズしか効かなかった。アリシアキーズのライブに行きたい。

MA [em-ei]

1985年 アジア・日本生まれ 東京都在住

2012年2月24日の自身の誕生日に初個展「BORN IN JAPAN”[F*** you, I won?tdo what you tell me ]」を活動の声明とし開催して以来、アーティストとして活動を続けている。
油彩での写実的表現から、ステンシルを用いてのスプレーペイント、自身の街でのグラフィティから着想を得たペンキで描かれる「ドリップレター」など、各種油性塗料を主に使用したペインティング作品、そして雑誌、写真、ドローイング、文字等を元にアナログとデジタルの双方でのコラージュ作品、またそれらを組み合わせて作品制作をする。

WEBサイト : zmawamz.jp/
ショップ : shop.hidden-circus.com/


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